司法修習生になるには、まず「司法修習生採用選考」に申込み、司法修習生として採用される必要があります。

しかし、選考の申込受付期間は、司法試験合格直後から約1週間と非常に短いため、極めてタイトなスケジュールのなかで、数多くの必要書類を準備する必要があります。そのため、司法試験終了から合格発表までの間に申込に必要な書類に関する情報を収集し、採用選考の流れを理解しておくと、心置きなく合格後の余韻を満喫できることでしょう。

ここでは、修習生採用選考に必要な書類や、実際の書類収集について弁護士の声を交えながらご紹介します。

<必要書類>*令和5年司法試験合格者の場合

  • 司法修習生採用選考申込書
  • 資格の登録抹消証明書(入学した全ての大学、大学院、法科大学院名)
  • 資格に係る申述書
  • 提出書類確認票
  • 司法試験合格証書のコピー(平成30年度以降の合格者は提出不要)
  • 次のいずれか(コピー不可)
    • 戸籍の全部事項証明書(戸籍謄本)、戸籍の個人事項
    • 証明書(戸籍抄本)
    • 住民票の写し(本籍地・戸籍筆頭者が記載されたもの。個人番号(マイナンバー)の記載のないもの。
  • 成績証明書(卒業・修了・退学年月の記載のあるもの)(コピー不可)
    • ※卒業・修了・退学年月の記載がない場合は、別途卒業等の証明書を提出すること。

参考:最高裁判所ホームページ
https://www.courts.go.jp/saikosai/sihokensyujo/sihosyusyu/saiyo_senkou/index.html