導入修習セミナーとは、司法修習中に約1か月かけて行われる「導入修習」についての理解を深めるためのアディーレ法律事務所が主催するセミナーです。導入修習についての説明はもちろんのこと、司法修習が始まる前までに優先して取り組むべき教材や事前課題の起案方法、模擬接見の実演など司法修習に臨むために必要な情報についても、幅広く知ることができます。

導入修習セミナーの内容

二里木 弓子 弁護士

導入修習セミナーの概要説明では、主に導入修習の流れについての説明があり、導入修習に対する具体的なイメージをつかむことができます。

司法修習前に学習すべき教材の優先順位について

司法修習前には、司法研修所から白表紙が送られてくるのですが、その量がかなり多く、私はどれから手を付けていいか分かりませんでした。そんな中、導入修習セミナーで取り組むべき教材の優先度や具体的な利用方法を教えていただいたおかげで、必要最低限の知識を得た状態で導入修習に臨むことができました。

事前課題の起案方法

修習開始前に司法研修所に提出する事前課題は、司法試験の知識だけでは対応できない部分もあり、正直かなり苦戦していました。しかし、導入修習セミナーにおいて、各科目の起案の作法や事実認定起案の基本を学ぶことができたため、この事前課題についても疑問を解消することができました。

司法修習の起案

導入修習セミナーでは、司法修習の起案の仕方についても知ることができます。司法修習の起案は、司法試験の論文とはまったく異なります。司法試験では全く勉強していない範囲の知識が必須であったり、科目によって答案の「型」が決まっていたりするので、自己流での学習は非常に困難なのです。しかし、導入修習セミナーにて事実認定起案の基礎を教えていただいたおかげで、導入修習での即日起案で、何を書けばいいか方向性を検討でき、自分なりに対応することができました。司法研修所の求める事実認定起案の基礎を身に付けることができたと実感しています。

模擬接見の実演やポイント

最後に、模擬接見の実演および接見のポイントや、実務的な知識についても教えていただきました。導入修習セミナーに参加するまで、接見のポイントや実務的な知識については、教えていただく機会がほとんどなかったため、導入修習に臨む上で非常に役立ちました。司法修習中は、自ら学ぶ姿勢が重視されるため、司法修習開始前に有益な情報収集ができる分、導入修習の大きな手助けとなります。

導入修習セミナーの感想

導入修習セミナーに参加したことで、スムーズに修習を開始することができました。司法修習期間を振り返ってみると、修習開始前に多くの情報を得ることができる導入修習セミナーのおかげで非常に充実した修習生活だったと感じます。導入修習は充実している一方、すべきことが多く課題に追われるので、導入修習セミナーに参加していなければ、無事に導入修習のカリキュラムを消化することは難しかったかもしれません。

二里木 弓子 弁護士

私は法科大学院に通っていなかったので、導入修習セミナーに参加するまで同期の知り合いは数人程度でしたが、導入修習セミナーに参加したことで、たくさんの同期と知り合うことができました。なかには同じ修習地の方もいて、とても嬉しかったです。ぜひとも司法修習生の皆さんには、導入修習セミナーでの情報を思う存分活用し、有意義な司法修習ライフを送ってほしいと思います。


アディーレでは、今春からの導入修習に臨まれる74期司法修習生(予定者)のうち以下の方々を対象に、「導入修習セミナー」を実施いたします。